名古屋から少し足を延ばして、歴史のある街並みを歩きたい。
そんなときに気になったのが、岐阜県中津川市にある馬籠宿(まごめじゅく)です。
馬籠宿は、江戸時代に整備された中山道の宿場町。
石畳の坂道に沿って昔ながらの建物が並び、江戸時代の面影を感じられる場所として知られています。
名古屋から公共交通機関を利用して日帰りで訪れることもできるので、今回はアクセスや見どころ、観光プランを調べてみました。
馬籠宿とは?
馬籠宿は、江戸時代の五街道のひとつ「中山道」に設けられた宿場町。
中山道は、江戸の日本橋と京都の三条大橋を内陸部で結ぶ街道でした。
馬籠宿は中山道六十九次の43番目の宿場にあたります。
木曽路の南端に位置し、山の斜面に沿って形成された宿場町です。
特徴的なのは、坂道に続く石畳の街並み。
両側には土産物店や飲食店、歴史的な建物などが並んでいます。
名古屋から馬籠宿へのアクセス
公共交通機関を利用する場合、基本的にはJR中津川駅を経由します。
電車とバスで行く方法
① JR名古屋駅から中津川駅へ
JR中央本線を利用します。
快速・普通列車では約1時間15分〜1時間30分程度、特急「しなの」では約50分程度が目安です。
特急料金は割高なので鈍行でも全然十分かと。
② 中津川駅から馬籠方面のバスへ
中津川駅前から馬籠方面へ向かう路線バスを利用します。
馬籠までの乗車時間は約25〜30分が目安です。
バスの運行本数は多くないため、事前に時刻表を確認しておくことが大切です。
③ バス停から宿場町を散策
馬籠宿は坂道が続くため、歩きやすい靴がおすすめです。
石畳は雨の日に滑りやすくなることもあります。
※交通機関の時刻・運賃・運行状況は変更される場合があります。出発前にJR東海と北恵那交通の公式情報をご確認ください。
馬籠宿で見たい場所
① 石畳の坂道
馬籠宿といえば、石畳の坂道。
昔ながらの建物が並ぶ景色は、宿場町らしい雰囲気を感じられる場所です。
坂道を歩きながら、江戸時代に旅をしていた人たちのことを想像してみるのも楽しそうです。
現在の街並みには、明治時代の大火後に再建された建物も多く、歴史的な景観が大切に受け継がれています。
② 藤村記念館
馬籠宿は、小説家・島崎藤村の生誕地としても知られています。
島崎藤村は1872年に馬籠で生まれました。
代表作のひとつ『夜明け前』は、幕末から明治維新にかけての木曽路を舞台にした長編小説です。
作品の冒頭に登場する「木曾路はすべて山の中である」という一文は、特に有名です。
藤村記念館では、藤村に関する資料などが展示されています。
歴史や文学が好きな人には、ぜひ立ち寄りたい場所です。
③ 馬籠宿の展望スポット
坂道を上った先には、周囲の山々を望める場所があります。
馬籠宿は標高の高い場所に位置しているため、山並みを楽しめるのも魅力です。
街並みだけでなく、木曽路の自然も感じられそうです。
馬籠宿で食べたいもの
宿場町の散策では、食べ歩きも楽しみのひとつ。
馬籠宿では、五平餅やそばなどの郷土料理が親しまれています。
五平餅
炊いたごはんをつぶして串につけ、たれを塗って焼いた郷土料理です。
地域やお店によって形やたれが異なります。
木曽・東濃地方では、くるみやごまなどを使ったたれも見られます。
そば
木曽路の食文化を感じられる料理のひとつです。
散策の途中で、温かいそばを食べながら休憩するのもよさそうです。
栗のお菓子
中津川周辺は栗きんとんなどの栗菓子でも知られています。
特に秋は、栗のお菓子を楽しみに訪れるのもよさそうです。
名古屋からの日帰りモデルコース
今回は、公共交通機関を利用して馬籠宿をゆっくり散策するプランを考えてみました。
時間
予定
8:30
名古屋駅を出発
10:00頃
中津川駅に到着
10:30〜11:00頃
バスで馬籠宿へ
11:00〜12:00
石畳の街並みを散策
12:00〜13:00
そばなどで昼食
13:00〜14:00
藤村記念館を見学
14:00〜15:00
お土産・カフェ休憩
15:00以降
バスで中津川駅へ
17:00〜18:00頃
名古屋へ帰着
※時刻は観光プラン上の目安であり、実際の列車・バスの接続を確認したものではありません。
時間があれば妻籠宿にも行ってみたい
馬籠宿からさらに足を延ばすなら、長野県南木曽町にある妻籠宿も気になります。
妻籠宿も中山道の宿場町で、歴史的な街並みの保存で知られています。
馬籠宿と妻籠宿の間には、旧中山道を歩くハイキングコースがあります。
距離は約8〜9kmで、徒歩では一般的に2時間半〜3時間半程度が目安です。
ただし、山道や坂道もあるため、歩きやすい服装と靴が必要です。
日帰りで両方を訪れる場合は、バスの運行時間も含めて余裕のある計画を立てたいところです。
中山道を歩いて、昔の旅を想像する
新幹線や電車で簡単に遠くへ移動できる現代と違い、江戸時代の旅は基本的に徒歩でした。
山道を越え、宿場町で休みながら目的地へ向かう。
馬籠宿の坂道を歩けば、そんな時代の旅を少しだけ想像できるかもしれません。
名古屋から日帰りで訪れられる距離に、こうした歴史のある場所が残っているのは魅力的です。
今度の休日は、少し早起きして中山道の宿場町を歩いてみたいと思います。
※この記事は旅行計画のためにまとめたもので、実際の訪問記ではありません。交通情報、施設の営業日、入館料などは訪問前に公式サイトでご確認ください。

